エイベックスの松浦勝人氏の精神

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エイベックス社長の松浦勝人

皆さんは、エイベックスの松浦勝人氏について聞いたことがあるでしょうか。
今では社長の座を退いていますが、あの巨大はレコード会社を作った人物がこの松浦勝人氏です。
彼は現在シンガポールに移住していますが、日本にいたころはブログやツイッターで自分の生き方について振り返っており、それをみることが可能でした。
その生き方が、臂臑に面白い人物です。

小さなレコードショップで働いた経験が彼を作り上げた

彼は小さなレコードショップで働いた経験があり、それが今の彼の生き方に繫がっているといいます。
このアルバイト先で後に一緒にエイベックスを支えていく仲間と出会い、彼はそのレコードショップで仕入れを行い、そこから商才を認められ、レコードショップを立ち上げることになりました。
そのレコードショップではダンスミュージックのCDを売るなどして成功をおさめ、それが今のエイベックスの原点となっています。
エイベックスはそれから急成長をとげ、現在では日本を代表する大きな企業にまでなっています。

彼のすさまじさは、アーティストの発掘に対する眼力にあふれています。
エイベックスを急成長させた背景には小室哲哉との関係ありきでしたが、彼との関係が悪化したために松浦氏は小室哲哉との決別を決断。
独自で浜崎あゆみやELT、倖田來未を発掘し、エイベックスを巨大な企業へとのし上げます。
浜崎あゆみについては、当時は誰からも「売れない」と酷評されていたものを彼は「必ず売れる」と信じ、自らレコードショップを回ってポスターを貼らせてもらうなどの懸命な努力を続けました。
結果として、浜崎あゆみはエイベックスの屋台骨を支えるほどのビッグアーティストに成長し、その名声を長期にわたって日本にとどろかせることになります。
「売れる」と信じたらそこからぶれない。それが彼の経営手腕に繫がっているのかもしれません。

自分を信じることと、それに向かってぶれないこと。
成功する経営者というのは、その見極めにかなりの力があるように思います。
これはバイクショップを経営するうえでも学ぶことが多いのではないでしょうか。業種は違ったとしても、経営者として学ぶべきことは同じです。