女性にも人気！Ninja250
近年のスポーツバイクブームや国産旧車ブームによって、各メーカーから先進性の高いバイクが登場していますが、その中でも特に女性や若い層に人気の高いモデルがカワサキ「Ninja250」です。
ライバルにはホンダのCBR250Rがありますが、そんな中でもNinja250の人気が高い理由を様々な観点から考察をしていきたいと思います。
カワサキ Ninja250のスペック
・全長x全幅x全高 1990mm x 710mm x 1125mm
・シート高 795mm
・エンジン 水冷4ストDOHC4バルブ並列2気筒248cc
・ボアxストローク 62.0 x 41.2mm
・圧縮比 11.6
・最大出力 37 PS/12500rpm
・最大トルク 23N・m/10000rpm
・燃料タンク 14L
・車体価格 65万4500円（税込）
2020年に登場した最新モデルは、初代の250Rからは３世代目となります。
DOHC２気筒エンジンを搭載したNinja250Rは低回転のトルクが太く、アイドリングからアクセルを開いていくと一気にトルクフルな走りに変わっていきます。
Ninja250の魅力とメリット
ライバルにはホンダのCB250RRや、ヤマハYZF-R25、スズキGSX250Rなど、錚々たるメンバーが揃っていますが、各メーカーの車種と比べてNinja250にはどんな魅力があるのか比較してみましょう。
・全域でスムーズなパワー特性
高回転域に特化しているホンダのCBR250RRや、中回転に癖のあるYZF-R25と比べて、Ninja250のエンジン特性は非常にスムーズで、低回転から高回転に渡って大きなクセがなく、3000回転までのトルク感が強いため、街乗りで扱いやすさはトップレベルといえます。
・街乗りにも合うフレキシブルさ
街乗りであっても、六速3000回転未満で走行すると時速60km前後で流して走ることもできるため、加速する楽しみ以外にも景色を楽しみながら走るようなツーリングにも向いています。
・ライバル車に比べてブレーキの効きがいい
Ninja250は各ブレーキパーツとサスペンションセッティングによって。絶妙なバランスを実現しており、握り初めからしっかりと止まる感じが強くなっています。
サーキットレースで培った技術をコンパクトにまとめてうまく再現しています。
・軽快な取り回し
コンパクトでしっかりと剛性の取れた車体と、初心者から上級者までをターゲットにしたセッティングによって、ハンドリングが軽く、自由自在に扱えてしまうような軽快さを兼ね備えています。
そのため、初心者や女性でも安心してツーリングを楽しむことが出来ます。
ZX-25Rとの違い
Ninja250と似ているデザインを採用しているZX-25Rとはどんな点が違うのか見ていきましょう。
・クラス最高の性能を誇るZX-25R
デザイン面では兄弟車のような雰囲気を出していますが、ZX -25Rは水冷4気筒エンジンを搭載し、45馬力というクラス最高レベルの性能を発揮しています。
・構造面でもNinja250より上位
シート高はZX-25Rの方が低く、軸間距離も長く取られているため直進安定性が向上していますが、これはモアパワーが向上していることに対するバランスの問題と思われます。
スイングアームには超張力鋼のロングタイプを採用していて、車重バランスを最適化させているのも特徴です。
Ninja250とは性能面でも価格面でも大きく違うZX -25Rですが、Ninja250と同じくとても人気のあるモデルで今後とも目が離せない二つのモデルです。