バイクに乗る人は減っている

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バイクに乗る人というのはどんどん減少気味

バイクファンとしては非常に悲しい現実ですが、バイクに乗る人というのはどんどん減少しているのが現実。
これは、バイクの販売台数統計にしっかり表れている数字で、バイクが200万台近く売れていた90年代の一時期とは異なり、最近では50万台を切っているとも言われています。
特に50cc以下の現象割合は顕著。2003年には50万台売れていたものが、2012年には「なんと25万台にも売り上げが落ちてしまっています。それでも大型バイクよりは売れている数字ですので、バイクに乗る人というのは本当に大きく減っていることがわかるでしょう。
この中で、「新しくバイクショップを立ち上げる」というのはどんなことなのか、もう言わなくてもわかるはずです。

大手も苦戦するバイク販売

バイク販売に関しては、大手ですら苦労しているというのが現実です。
ここまで販売台数が低下しているのですから、大手であってもバイクが売れる台数が限られているわけです。
対して中古バイク取り扱いのショップを良く見かけるのは、中古のバイクは海外でよくうれるため。
海外ではまだまだ中古バイクをメインに乗っている人が多いので、そこで大きな需要があります。しかし、日本国内にかんしては「やはり主流は車である」ということが現実的でしょう。
バイクの場合はどうしても「1~2人しか乗ることができない」というデメリットがあります。でも、車の場合は多くの人数を収容できますから、こういったところで車とバイクに差がついてしまっているのでしょう。以前は車とバイクを並行して乗るという人もいましたが、不景気の日本ではそのふたつを維持していくのは難しいことです。バイクを持っていた人でも、家族が乗る乗用車とバイクのふたつを持つことはできず、結果として「手放した」という人も少なくありません。そういったことを考えても、今後「バイクショップを運営していくのは大変なことである」という認識を持つ必要があるでしょう。バイクショップに関しては、残念ながら閉店を余儀なくされているところもあります。いくら自分に自信があっても、その通りに動く世界ではありません。
もしあなたが「会社をやめてバイクショップをやる」と決めた場合、そこにはリスクも伴うということを頭に入れておきましょう。「簡単に成功できることではない」という覚悟は重要です。

とは言え、夢を追う気持ちは大切にしたいもの。
土日のみ開店するショップにするなど、いろいろと考えた上で「自分が理想とするショップはどんなショップなのか」を考えていく必要があるでしょう。