レンタル専門のバイクショップをする例も

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ショップを立ち上げるのは簡単ではない

バイクショップを開業したい!という夢を持つのは良いことだと思いますが、やはり「ショップを立ち上げる」ということは簡単なことではありません。
「じゃあ、レンタルバイクショップだったらいいんじゃない?」などと考える人がいる様です。
「バイクショップだと在庫を持たなくちゃいけないから販売が大変だけど、レンタルだったら利用者がいればお金を「稼げるので、バイクショップほど難しくないのでは」などと考える人がいるのです。
が、「ショップを経営するということは、レンタルであれ販売であれ大変なことである」と考えるべきです。
「レンタルショップと販売ショップ、どちらが大変?」と考えるのではなく。「どちらも大変である」と考えて下さい。
大変さの種類が異なるだけで、大変だということにはかわりがない」ということですね。

レンタルする人がいなければ意味がない

考えてみてください。いくらレンタルショップを作ったところで、レンタルをする人がいなければ意味がありません。
「遠出をする時にバイクレンタルを利用すれば良い」と思うかもしれませんが、そもそもツーリングでバイクを使う人というのはバイクを持っている」ということを忘れてはいけません。
旅行先で観光地を回るのにバイクを・・・と思う人がいるかもしれませんが、友達同士の旅行であればともかく、家族旅行ではやはり「レンタカー」の方が現実的。車だと、突然の天候不良にも対応ができますしね。
そういうことがあるので、レンタルショップを作ったとしても「維持することができるほど売れるのか」と考えることは本当に大切なことになります。

バイクが売れていないという現実

まず、バイクの売り上げは大手ショップでも苦戦しているという現実を忘れてはいけません。
バイクの販売台数は減少の一途をたどり、多くの販売店が厳しい現実をつきつけられています。
大手がやって成功しないものが、バイクが隙とはいえ素人につとまるのか。そのことを考えたバイク販売を考えてみてください。
本当に、多くの人が苦労しています。
仮にバイクショップを経営したとしても、もしバイクのレンタルに需要がなければ「借金だけが残る」ということになりかねません。そのことを考えて、「本当に自分にできるかどうか」を考えることは大切なことではないでしょうか。
何事も「好きなだけではできない」、そのことをしっかり考えて「できるかどうか」を判断して下さい。
仮に失敗したとして、その責任をとるのもあなただということです。