先人に学ぶ~OFFTIME オーナー宇野 修輔さん~

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カスタムショップを経営する宇野 修輔さんのポリシー

カスタムショップを経営する宇野 修輔さんは、自動車の4WDも手掛けるという方で、バイク以外にも世界をみてきたという経歴があり、その上での哲学を持っている方です。

バイクの世界だけ見つめてきたということではないので、その中に哲学があり、彼の経営するカスタムショップはみている支店が他とは異なり、非常に面白い商品構成となっています。

お店の外観などはそれほど他と変わらない、でも普通のショップよりも入りやすい雰囲気を持っているというのがこのお店の特徴です。

ハーレー等に限ることなく専門店に行くと、必ずそのお店の常連さんがいて、初めて入ってくるお客さんはとにかく入りにくく、話しかける事も出来ないという場合が多い、その為、自分はそういうお店ではなく、初めてのお客さんでも常連さんでもしっかりお店の人が繋いであげればみんなが心地よく過ごせる、そんなお店を作りたいと思ったようです。

カスタムショップというのは世の中になくても大丈夫な店

カスタムショップというのは世の中になくても大丈夫なお店と宇野 修輔さんは言います。
バイクはノーマルでも十分性能がよく、美しく楽しく乗る事が出来る、カスタムの必要なない、でもカスタムしようと思ってくれる人がいるから、その為にお店があります。

カスタムしようとしてくれる人としてはカスタムショップに入って、部品を探す時、新しいお店ならなおさら不安がありますし、聞いてみたいことがあっても聞けないこともある、底で、技術面を教える事は当然だけど、自分のお店に来てよかったと思ってくれるようにしなければならないと考えているのです。

カスタムの話についてはこのお店に来てよかったなと思うお客さんが、部品を交換しながら色々進めていけばいい、自分が欲しいと思う部品やこういうバイクにしたいという思いをわかってくれるお店なら、お互いに豊かな気持ちでいられるといいます。

つかないパーツでもつける事が出来るようにする

このOFFTIMEでは、パーツ製作も行っています。
お客さんがこういう部品があればいいのにということを言ってくれて、底から必要な物を作っていくということもあるようです。

また、取付できないパーツがあっても、そのパーツをお店側がこれは無理というのは簡単、でもそのパーツを付けられないかどうか工夫することがショップに求められる技術ではないかと考えておられます。

完成品をイメージし、技術、能力、それに仲間の協力があればつくんじゃないか、こうしたアイデアが出てくることがこのお店の魅力的なところといえるのかもしれません。
ただカスタムパーツを売るということではなく、カスタムパーツを利用することから生まれる仲間意識なども大切にしていきたいと考えているのです。