バイク販売が好調

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バイク買うなら原付2種!!

コロナ禍での「3密」を回避する手段としてバイクが注目されています。
2020年のバイク販売台数は前年度比14%増加の14万2000台で、2年連続で売り上げを伸ばしています。
また、インドでは経済成長と道路混雑事情によって世界トップの生産台数と販売台数を誇っており現代のバイクブームが起こっていると言っても過言ではありません。
このバイクブームに火をつけているのがまさに「原付2種」(50cc〜125cc)の部門で、日本だけでなくアジアを中心に大きな人気を博しています。
なぜ「原付2種」なのか、メリットも含めてご紹介していきたいと思います。

メリットしかない原付2種

原付2種がなぜここまで人気なのか、その理由をまとめてみました。
・原付の規制が無く二人乗りが可能
原付2種は原付に指定されている30km速度制限や二段階右折といった交通規則がありません。そのため、通常のバイクと同じように走行でき二人乗りも出来るため、公道を走行するのはとても便利です。
・十分な性能と積載性(車種により)
原付2種は高速道路を走行することは出来ませんが、十分な加速力とパワーを兼ね備えているため、市街地だけでなく峠を越えるツーリングなどもそつなくこなせてしまいます。
また、スクーターモデルは十分な積載性があるので、車の代わりに利用する際にも利便性が高くストレスがありません。
・コンパクトで場所を選ばない
原付2種はほとんどのモデルが原付と同じようなサイズであるため、駐車スペースを気にする必要がなく、通常のバイクのように駐車スペースが無いからといって断念する必要もありません。

豊富なラインナップ

現在の二輪市場は小型モデルに人気が集中していることもあって、原付2種だけでも様々な車種がラインナップされています。
中でも不動の人気を誇るホンダ「CT125・ハンターカブ」やスズキ「GSX -R125」、カワサキ「ZX -25R」など、各メーカーからフラッグシップとも取れるようなモデルが販売されています。
どのモデルも廉価版という位置付けではなく、本格的な仕様でチープ感は無くメーカーの本気を感じさせるものばかりです。

需要と共に上昇する販売価格

需要を伸ばし続ける原付2種ですが、販売台数の増加とともに販売価格もどんどん上昇しています。
その原因の一つに排ガス規制があります。これまではミドルクラス以上のモデルで厳しい制限を与えることは多かったですが、昨今の排ガス規制では小排気量にも厳しく原付2種モデルでも対応のために対策によって生産コストが上昇しているため販売価格が高騰しているわけです。
もう一つの理由に原付2種の高級化路線があげられます。
過去の原付2種は商業用に利用されることが多く、一般ライダーが使用することはあまりありませんでした。
しかし、コロナ禍の3密対策や、コンパクトバイクでのツーリングブームにより、原付2種の需要は跳ね上がり、愛車として購入するユーザーからの要望が多くなったことも価格高騰の原因になっています。