歴史にも目を向けてハーレーを楽しんでほしいという「ハマーサイクル」
ハマーサイクルの濱田 康司さんは、100年という歴史を持っているハーレーだからこそ、その歴史にも目を向けてハーレーをとことん楽しんでほしいといいます。
ハマーサイクルは、オールドモーターから最新のツインカムまで、幅広い対応をしてくれるお店として人気店となっています。
エンジンが新しくても古くてもしっかり対応できるのは、このハマーサイクルの濱田 康司さんが、実施に新旧のハーレーを乗りこなしてきたからです。
国内では10年もの間、また海外、アメリカで6年もの間、店舗経験を積んだという彼は、アメリカ仕込み?と思われるイメージですが、その技術の繊細さは、本当にびっくりするくらいだといいます。
カスタムバイクも評判となっていることをみても、高い技術とハーレーを知り尽くしている知識、さらにセンスと申し分ないショップオーナーなのです。
ハーレーに興味を持ったきっかけ
最初は全くハーレーに興味を持っていなかったという濱田 康司さんですが、お兄さんがバイトしていた居酒屋さんの先輩がスポーツスターに乗っており、その頃スポーツスターに乗っている人など少なかったので、こんなハーレーがあるのかと興味を持ったそうです。
その後都内でハーレーのディーラーを見に行った時、そこにFXRがあり、新車だからもちろん当時購入できなかったのですが、そこで様々なラインナップがある事を知り、学びがあったそうです。
埼玉の国産バイクを扱うお店に下取りなどに行った時、偶然FXRの中古を譲ってもらうことになり、それが初ハーレーだったようです。
ハーレーのお店を立ち上げようと思ったのは、19歳の時大事故を起こしてからです。
顔、腕などに神経に達するほどの大きな傷を負い、まだまだ若い時でしたが、その傷で表の世界で生きていけないと思ったといいます。
そこから色々な仕事を経験し、さまざまな事を考えました。
2代目のショベルを購入しハーレーを自分でいじれるようにならないとだめだと思うようになった濱田 康司さんは、少しずつ自分で治せる用意成っていき、そこで初めてバイクのお店に入りバイクに触れる仕事をしたいと思い、それがきっかけになったのです。
アメリカに行くといこと
勤め始めてからしばらくして、この仕事を行っていくのならアメリカに行って技術を学ばなければと思い、語学勉強から始めたといいます。
向こうで必要になるお金をためるために、はつり、解体の仕事を行い、27歳でアメリカにわたり、ロスのショップで修業を積みました。
行動力もありますし、その準備をする力、計算して動く力もしっかりある方なんだなと感じます。
ただたんに好きだからお店を始めるという人も多いのですが、お店を始めるために何が必要なのかをしっかり考える濱田 康司さんは人間的にも魅力がある方なのでしょう。