ホンダホーク11の特徴
モダンなスタイルとエッジの効いた雰囲気を持つホーク11(HAWK11)は、ホンダからラインナップされているバイクです。
大人のためのバイクをモチーフとして開発され、スッキリとしたシンプルなシルエットでも圧倒的な存在感を感じさせてくれます。
2022年のモーターショーで展示された時には、斬新で次世代的なフォルムに多くのライダーたちが注目したほどです。
ホーク11の特徴は、なんといっても一体成型のロケットカウルを装備している点です。
このロケットカウルはエッジを利かせた流線形が美しく、外観の点で妥協しないために、あえてインジェクション量産方式ではなく一つ一つをFRP方式で整形しており、その品質の高さをバイクに乗りながら感じられることでしょう。
ホーク11は、タンクの形状もユニークで斬新です。
すっきりとシンプルな形状が多いタンクは、あえて外観の美しさを引き立たせる目的で複雑な面によって構成されています。
これにより上質感が演出されるとともに、短いテールカウルでもレトロな雰囲気を醸し出しています。
ホーク11のスペック
ホーク11は、全体的にスリムなシルエットとなっています。
そのためライダーは直立に近い姿勢でまたがることができ、身長が高くない人でも足つきは比較的安定しています。
日本人男性の平均身長175cmぐらいのライダーだと片足をべた足で接地できるため、安心感と安定感が期待できます。
またホーク11は、タンデムライドも可能です。
シートは細く長くなっており、タンデム用シートを増設する必要はありません。
シートが後方に向かって高いデザインのため、タンデムライダーにとっては同情しやすいバイク車種ではないでしょうか。
ホーク11のエンジンはCRF1100Lアフリカツインをベースとし、メインフレームをそのまま採用しています。
しかし各パーツには最先端の技術が駆使されており、ホンダが独自に開発したユニカムメカを使った1082ccの排気量に仕上がっています。
エンジンにはOHC4バルブを使い、とてもパワフルです。
ホーク11の魅力とは?
ホーク11の魅力は、なんといっても近未来を感じさせるような斬新なデザイン、そしてスポーツモデルらしく攻めの外観をしている点ではないでしょうか。
クイックシフター装備に定評があり、DCTタイプはなくMTのみという点もホーク11のこだわりだと考えられます。
攻める姿勢の中にもソフトさを演出するため、カウルやミラー、メーターやヘッドライトなどライダーから見える部分のパーツにはあえて丸い形のものを採用している点もホーク11のこだわりです。
その結果、全体的にソフトな仕上がりとなっており、老若男女幅広い人にオススメの車種です。