できれば、一度は修行をしておいた方がいい

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一度はきちんとバイクショップで働いてみた方がいい

バイクで開業を考えているのなら、「できれば一度はきちんとバイクショップで働いてみた方がいい」と言いたいです。
ショップ経営と言うのは、バイクが好きだからできる訳ではありませんし、かといってお金のことばかり考えていても成り立ちません。
どちらに傾いても駄目なのがショップ経営ですので、自分の中でそれらのバランスを取りながら営業をしていかなくてはなりません。
でも、この微妙なさじ加減と言うのは、自分ひとりで学ぶことは難しいもの。
一人で一気に色々なことを学習しようとすると、知らず知らずのうちに考え方が偏ってしまったり、自分の都合のいい方に考えてしまったり、色々な問題が出てくることもあるでしょう。
だからこそ、まずはバイクショップで働き、「ショップ運営の基本」を学んでいかなくてはなりません。

色々なノウハウが吸収できる

バイクショップで働いてみると、色々なノウハウも吸収することができます。
修理やメンテナンスの値段設定は、バイクで開業する上では欠かせないものでしょう。
どのショップがどんな値段でサービスを提供しているのかを知っておけば、自分で開業する時はその値段設定を参考にできますよね。
他にも、バイクを購入したお客さんにどんなサービスを提供するのか、どのサービスが無料でどのサービスが有料になるのかなど、学ぶべきことはたくさんあります。

お店の立地条件などもチェック

そして、お店の立地条件なども、チェックすると良いでしょう。
開業をする時は、まず「どういうところに物件を借りるか」というところから悩むことになります。
実際に経営しているバイクショップの環境をチェックすることで、バイクショップを開店さえる為に必要な立地条件についても学ぶことができるはず。
また、ショップに訪れるお客さんの年齢層や、どういったものを求めてお店に来るのかという傾向も探ると良いでしょう。
とにかく、働いているうちに「盗める技術はすべて盗む」くらいの気概が必要です。

ショップ経営と言うのは、本とにらめっこして身につくものではありません。
自分で働いてみて、失敗と成功を積み重ねて初めて身につくものですので、まずはショップで働いてみて、体で仕事を覚えることが必要なのです。

バイクで開業するなら、一度バイクショップで働いたことがある経験と言うのは何にも勝る宝になるはず。
バイクショップで働いた経験は、いざ自分が開業してピンチに陥った時、必ず助けになります。
「バイクショップのオーナーとしてやっていきたい!それで食べていきたい!」と言う人ほど、修行してみることをお勧めしたいですね。