旧車の値段が高騰しているのはなぜ

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旧車にはどんな魅力がある?

旧車には、たくさんの魅力があります。
その中でも最大の魅力は、発売された時代を知る人にとっては懐かしさがよみがえるというものです。
若い頃に乗っていたバイクがクラシックバイクとして現在でも販売されていたなら、欲しくなってしまうのは当然かもしれません。
乗るたびに昔の素敵な思い出がよみがえり、ハッピーな気分になれるでしょう。

クラシックバイクやネオクラシックバイクなどは、レトロな雰囲気を維持しながらもモデルチェンジをしながら現代の技術をふんだんに装備しています。
しかし旧車は、当時のデザインやスペックのままメンテナンスをしながら良い状態を維持しているという違いがあります。
当時の面影をそのまま残しているという点が、旧車ファンにとってはたまらない魅力なのです。

旧車が高騰しているのはなぜ?

近年、旧車の価格が高騰しています。
その理由はいくつかありますが、プレミア感がついている点が最も大きな理由だと考えられます。
旧車は1970年代から1980年代にかけて発売されたバイクで、パーツなどが生産終了となっていることは少なくありません。
減産になることでパーツの価格が高騰するため、旧車の取引価格も自然と高騰してしまうのです。

レトロな雰囲気がかっこいいと多くのファンに注目されていることも、旧車が高騰する原因です。
現代モデルにはない独特な雰囲気に魅了されるライダーは、少なくありません。
特に1970年代から80年代にかけては日本経済がバブル時期にあり、空前のバイクブームが到来した時期でもあります。
各メーカーは多くのかっこいいモデルを製造し、それが現在になって旧車として人気を博しています。

投資目的で購入する人がいることも高騰の原因です。
プレミア感のある旧車は高額で取引されますし、時間がたつことによってプレミア感はさらにアップするため、さらなる高額取引が予想されます。
そのため、自身はバイクに乗らないけれど投資という目的で購入する人もたくさんいます。

旧車の選び方は?

旧車を選ぶ際には、どんな目的で購入するかによって適切な車種やモデルを選ぶ必要があります。
基本的に旧車は使用されているパーツが旧型のものが多く、中にはパーツがなかなか手に入らないものもあるでしょう。
そのため、購入する際にはメンテナンスがきちんと行われているものを選ぶことが大切です。
どんなに見た目がかっこよくても、メンテナンスが十分に行われていないバイクでは購入後に予想以上のコストがかかってしまうリスクが高くなります。

また旧車の中には製造修了となっているモデルが多く、業者によっては修理などの対応ができないケースもあります。
そのため購入する際には、メンテナンスも含めて対応できるバイクショップから購入することをおすすめします。