ホンダGB350はバイク人気復活の起爆剤となるか

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コロナ禍でも盛り上がるバイク市場

昨今の日本バイク市場はどんどん伸びており、世界第一位の生産台数を誇るインドはコロナ禍の中バイクの販売台数をどんどん伸ばしています。
そんな中、日本で爆発的なヒットを飛ばすバイクが出てきました。
その名もホンダ「GB350」
インドでは「ハイネスCB350」として先行販売されていましたが、インド国内でもわずか4ヶ月で販売台数1万台を突破しており世界でも注目の車両なのですが、日本でも大人気の車種なんです。
そんな、今をときめく「GB350」の魅力に迫っていきたいと思います。

オールドスタイルと最先端の融合

「GB350」は超ロングストローク348cc単気筒エンジンを搭載し、低速から高速までバランスのいい加速を実現しており、ツインエンジンのような心地のいい鼓動感も楽しめるバイクに仕上がっています。
またスタイル的にも最近のブームであるボバー感やカフェスタイルも取り入れてあり、まさにいいとこ取りといった仕様に仕上がっています。
GB350を見た時にピンと来た方もいるかも知れません。
そう、この「GB350」はロイヤルエンフィールドに殴り込みをかけるモデルなのです。
ロイヤルエンフィールドには350ccのラインナップと500ccのラインナップが用意されており、いずれもロングストロークの単気筒エンジンを採用しています。
そのスタイルはまさにクラシックで、旧車好きな方にはたまらないモデルが揃っています。
そこにホンダが本腰を入れて切り込んできたのが「GB350」だったのです。

ホンダらしい完成度

 350ccという排気量は昨今の日本では珍しい排気量で中途半端感も否めませんが、そんな不安を払拭するほどに「GB350」は完成されています。
「GB350」は日常から遠出までを楽しむというコンセプトの元に開発されており、鋭い加速やスポーツバイクのような軽快性はありませんが、一発一発の鼓動を感じる単気筒エンジンと地面に吸い付くようなライディング体験はこのモデルでしか味わえません。
また、トラクションコントロールやABSなど、最新の技術も搭載されており初心者のライダーでも安心して扱うことができます。
細部の造り込みにも非常にこだわりがあり、各パーツにチープ感が感じられないのも好印象です。

500ccの展開もあるか?

「GB350」はロイヤルエンフィールドに真っ向勝負をかけているため、同じラインナップである500ccモデルを準備しているのでは?といった噂もあります。
現にホンダは現行人気モデルの「レブルシリーズ」で350、500、1100ccの投入を行なっており、それぞれの販売台数が好調であることからありえない話ではなさそうです。
数々の快進撃を続けるホンダが次に打ち出してくるモデルはなんなのか、今後も期待が持てます。