ターゲットを絞ること

NO IMAGE画像

開店すればすぐにお客がつくとは限らない

バイク屋だけには限ったことではありませんが、開店すればすぐにお客がつくとは限らないのが商売の常です。
そこで、集客するためには営業活動が必要となります。
わかる人にはわかる、そのうち客が来る…なんてスタンスじゃ開店休業、下手したらお客がつく前に廃業しなければいけないなんてこの不景気の世の中では珍しくないことです。
特に、不況だの市場規模が縮小しているだのと、昨今厳しいバイク業界では尚の事。
大手でさえ苦しいのに、個人店が苦しくないわけがありませんよね。
バイクは確かに趣味の領域という側面が大きいですが、れっきとしたビジネスには違いありません。
経営の何たるかはある程度勉強しておいたほうが良いでしょう。個人店ならば尚更です。

ターゲットを明確に絞る

特に大切なのが、自分がどの層のお客にバイクを売りたいのかというターゲットを明確に絞ることです。
玄人向け、改造車専門など、大手でない個人店は個性を打ち出さなければなりません。
ターゲットを絞りきれていない、決め兼ねているという人は、既にバイク屋を経営されている諸先輩型の経験談を参考にしてみてはいかがでしょうか。
広大なネットの世界では、こういった経験談には幸い事欠きません。
その中でも筆者がお勧めしたいのが、バイク初心者や女性を主なターゲットとして開業している「Y’s PIT」というお店のサイトです。

Y’s PIT:オートバイと自転車のお店

Y’s PITの特徴

「Y’s PIT」は、バイク好きの店長さんと、そんな旦那さんを支える奥さんがご夫婦で経営されているお店です。
サイト作りも丁寧でわかりやすいですし、キャッチコピーを「ビギナー・女性を大切にするアットホームなバイク屋さん」と掲げている通りに温かい雰囲気が伝わってきます。
特に開業したい方に参考にしてほしいのが、「開業への道」というコーナー。
ご夫婦がバイク屋を開業するまでの経緯や店舗作りなどを、女将こと奥さんの視点から事細かに記されています。
読み物形式となっているので、そういう小難しいのはちょっと…という人にもお勧めですよ。
開業に関してもそうですが、サイト作りもかなり参考になるのではないでしょうか。
バイクの情報をビギナー、女性の方から見ても興味が持てるようわかりやすく解説しています。
思わず時間を忘れて読みふけってしまいそうです。
ターゲットを絞っているからこそ、扱うバイクや店作りなどのコンセプトも絞りやすいのだと思います。
自分が興味のあるターゲット層を対象としたサイトを、ぜひ研究してみましょう。