実店舗のメリットとデメリット

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実際の店舗を構えるかorインターネット上だけのショップ運営か

バイク屋を開業するにあたって迷うことのひとつに、実際の店舗をかまえるのか、それともインターネット上だけのショップ運営にするのかという違いがあります。

最近はあらゆるものがインターネットで販売されており、素人があらたにショップをスタートさせることもそれほど難しくありません。

インターネットショップは、ショップを開くにもそれほど高い費用はかかりませんし、ショップを維持運営するための費用も低くて済みます。
つまり、開業に当たっての資金を低く抑えることができ、そういった意味では参入しやすいといえるでしょう。

実店舗を持つメリット

しかし、やはりせっかく店を構えるとなれば、実際の店舗を持ちたい、と考える人もいるかもしれません。実店舗をもつメリットとしてまず考えられるのが、その店の信頼度が大きくなるという点があげられるでしょう。
やはり、インターネットだけで運営しているショップというのは、どうしても信頼感が薄いものです。
世の中にはインターネットを利用して悪質な商売をするショップもあるため、利用者もどうしても疑心暗鬼になってしまいがちなもの。

実際の店舗があれば、どうしても気になる場合にはそこへ見に行くこともできますし、そもそも店舗を維持するだけの収入があるということはあるていどしっかりとした経営を行っていると判断することができます。
そういった側面から考えると、店舗をもつということにはメリットがあるといえるでしょう。

実店舗を持つデメリット

しかし、このように店舗を構えることには大きな金銭的な負担を伴います。
まず、あらたに物件を借りるための契約費用が必要となりますし、毎月の家賃も発生します。
もしも借りた物件が古かったり、自分がやりたい商売に不都合のある構造になっていた場合、管理会社の許可をとってリフォームをおこなう必要も出てくるかもしれません。
リフォームの費用というのは想像以上に高額になるものですから、こういったものが積み重なると出費はかなりのものになるでしょうね。

つまり、実店舗をもつことには、店主として自分の城をもつという満足感や、商売に対する世間の信頼感というメリットがあると同時に、多額の出費というデメリットがあるのです。
このメリット・デメリットの両方をてんびんにかけ、しっかりと検討をする必要があるでしょう。
勢いだけで店舗を借りようなどと考えるのはとても危険なのです。