ローライダーSの特徴について
始めてハーレーダビッドソンがローライダーを発売したのは2016年で、当時の西海岸で人気の高かったクラブスタイルが特徴のバイクでした。
当時ダイナフレームが装着されていたローライダーSは、新型のソフテイルフレームが採用されるようになったことを受けて一時的に生産が終了しましたが、人気の高いモデルだったため多くの人たちからの要望も受けて2020年に復活を遂げることになります。
2022年の最新モデルでは、ハーレーダビッドソンの中でも最大の排気量を持つエンジン「ミルウォーキーエイト117」を搭載していることで注目を集めています。
元々、ローライダーSは市街地などでもガンガンに走れるようなモデルとして売り出されており、ハーレーダビッドソンを愛する人だけでなく走り屋系のライダーに人気の高いモデルでした。
そのローライダーSに新しく搭載されたエンジンは従来のモデルよりも排気量やトルクが強化されているものなので、ハーレーダビッドソンの中でもかなりポテンシャルの高いモデルに位置付けられます。
ローライダーSの基本スペックについて
ミルウォーキーエイト117の排気量は1923㏄で、ハーレーダビッドソンの中でも最大です。
パワーとトルクのあるエンジンは、300㎏の車体でも問題なく引っ張っていくことが可能です。
タイヤサイズはフロントが19インチでリアが16インチで、ホイールベースも1615mmと長いため小回りの利くバイクではありませんが、バランスが整えられているため市街地でもストレスなく乗り回すことができるでしょう。
大型バイクに分類されるとは言え、車体は基本的にスリムでコンパクトだと言えます。
スッキリしたデザインのビキニカウルやシングルシートとスリムなボディ、そして最新モデルではメーター類がタンク上ではなくハンドルマウントになっているため、よりスッキリとした印象になっています。
ローライダーSの魅力について
ローライダーSは、大排気量のエンジン「ミルウォーキーエイト117」がそのパワーを遺憾なく発揮できるようにデザインされています。
ハーレーダビッドソンの中でもスポーティな分類に位置づけられますが、これはワインディングロードの多い山道や狭い市街地を持つ日本の道路を楽しく走るのに適していると言えるでしょう。
サスペンションもスポーティな走りに対応できるように調整されているため、乗っていて本当に楽しいバイクだと言えます。
そして2022年モデルのローライダーSにはローライダーSTという兄弟車もありますが、基本スペックの高さやカスタムしていくことなどを考えると非常にポテンシャルの高いモデルであることも伺えます。