つい最近まで沖縄のハーレーダビッドソン店長だったという大坪 靖雄さん
東京都調布市にハーレーダビッドソンを経営している大坪 靖雄さんは、HOT-DOCKに勤め長くメカニックを担当していた方です。
カスタムについての知識も非常に深く、つい最近まで沖縄のハーレーダビッドソン店長として、ハーレーシーンを盛り上げていました。
沖縄といえば米軍があり、お客さんに米軍関係の方も多く、その沖縄のハーレー二乗について深く知っている大坪 靖雄さんについて調べてみました。
沖縄にお店を出してくれないか・・が最初
沖縄といえば米軍があるのでハーレーシーンも盛り上がっているのだろうなと思いきや、実はハーレーダビッドソンが沖縄にお店を出すまで、沖縄にはハーレーディーラーがなかったそうです。
米軍の基地内には米軍の軍人向けのハーレー販売があったといいますが、ハーレーの販売のみで、整備などは自分で行うしかない、そこでお店を出してほしいという打診があり、沖縄の普天間飛行場のそばにお店をオープンしました。
仕事の上の英語が出来れば十分
日本人とアメリカ人のお客さんが半々くらいという状態の沖縄、ハーレーダビッドソン店、そうなると大坪 靖雄さんも英語が話せるのか?と思うのですが、スタッフの中には流暢な英語を話す方もいる、でも自分は得意ではないといいます。
しかし仕事の上での英語くらいなら使う言葉はある程度限られていて、何となく話せるという所がすごいです。
アメリカのお客さんはハーレーの本場の方々ということで、ハーレーについては非常に詳しいという方も多いそうです。
パーツの情報やショップの情報など詳しく調べてくる方も多く、やはり手に入る情報量はアメリカの方が多いと感じます。
確かにハーレーの情報について英語でしか書かれていないこともあり、その場合、英語を話せるかける、わかるという人なら日本人でもわかるけれど、アメリカ人の場合その言葉の壁がないので、情報が入ってきやすいという特徴もあります。
ハーレーのクラッチが重いという感覚がないアメリカ人
体格の差がある、ということはわかりますが、大坪 靖雄さんが伝える、あめりかじんはハーレーのクラッチが重いという感覚がないという言葉に驚きです。
クラッチを軽くするVPクラッチを装着したバイクを握ってもらうと普段のハーレーと何が違うのか?と聞かれたそうです。
こうしたアメリカ人と日本人との違いを感じながらも、幅広い整備修理などをこなす大坪 靖雄さんは、こうした経験からさらにたくさんの情報や知識、技術を得て、今東京でハーレーダビッドソンのお店を経営されているのです。
経験と実績はもちろんのこと、バイクが好きという気持ちを多くのバイク店オーナーが持っているように、大坪 靖雄さんもバイクが好きなんだということをひしひし感じます。